内窓の効果

断 熱 : 気密性と省エネ効果の関係

住宅の断熱における窓の役割は、非常に重要です。冬は約50%の熱が窓から逃げていき、夏は約70%の熱が窓から侵入してきます。例え窓をしっかり閉めていても、窓の隙間から熱が出入りするため、気密性も高める必要があります。

たとえば単板ガラスのアルミサッシに内窓を取り付け二重窓にした場合、一冬に窓を通して失うエネルギー量を灯油に換算して1/3に抑えるほど、飛躍的に冷暖房効率を高めることができます。

気密性と省エネ効果

防 音 : 高気密製は防音・遮音効果も発揮します

窓は熱の出入口であるのと同時に、音の出入口にもなっています。幹線道路の交差点や電車の線路、または繁華街などに面した部屋などは、健やかな住空間のために騒音対策は必須です。一方で楽器演奏やAVシアタールームなど趣味を楽しみたいリビングからの音漏れ対策は、ご近所様とのトラブルを防ぐためにも避けては通れません。

防音には、音を吸収する吸音と、遮断する遮音の2つの方法があります。内窓の場合は後者、音を通さないことで遮音しています。

一般的に窓の遮音効果として、アルミサッシが~20dB、防音サッシが~30dBほどです。これに対しアルミサッシ+内窓では~45dBと高い遮音効果を発揮します。これは交差点の騒音レベルが、静かな事務所内の程度にまでカッとされる能力に相当します。

高気密製は防音・遮音効果も発揮します

結露防止 : 結露低減でお手入れも簡単

窓ガラスにつく水滴「結露」は、カビやダニを発生させたり、カーテンを汚し、さらには窓枠の木材を腐食させたりもする住まいの大敵です。結露は外気温と室温の温度差によって生じます。空気中の水蒸気が冷たい外気で冷やされた窓ガラスによって冷やされ「水」に戻る状態が結露です。

内窓は既存の窓と内窓の間に空気の層ができるため、外気温から室内の空気に及ぶ影響を低減できます。また樹脂枠の熱伝導率の低さと気密性の高さの相乗効果により、木製サッシにくらべ1/9以下の結露量に抑えました。

結露が減ったおかげで、お手入れも軽く拭くだけですみ、家にとっても、住む人にとっても、手軽に健康な環境が維持できます。

結露低減でお手入れも簡単

防 犯 : 空き巣が最も侵入する場所は「窓」です

空き巣が最も侵入する場所は「窓」です一戸建ての場合は特にガラス破りが多くなっています。防犯に関しても窓を考える事が重要です。

空き巣は、侵入にかける時間に、5分で進入できない場合は空き巣の約7割、10分で侵入できない場合は9割以上が犯行をあきらめる傾向にあるといった統計があります。つまり、侵入に時間がかかりそうな窓は犯人が避けるといえます。

※窓が周囲から死角になっている場所は時間をかけてでも侵入するケースがあります。